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近況

2週間ぶりの休み~~~!

とか言いながら家でも仕事をしているわけだけれども、とりあえずはそれでもいいや。

いやあ、2週間がんばった、がんばった。

1週間ほど前、夜中に吐き気で目が覚めるという恐ろしい体験をしてからは、三食しっかりとり(内容は別として)、酒ものまず、睡眠時間をたっぷりとるという、非常に健康的な生活をしている。

働き方をのぞいてはね。

4月のある日、自宅にエステの勧誘の電話がかかってきた。

「1500円でこれだけの体験ができるんですよ。ぜひ、いらしてください。」

「いやあ、行く暇がないんです。」

「お子さんがいらっしゃるんですか?」

「いえ、そういうわけでは。仕事がちょっと。」

「いつぐらいならお時間ができそうですか?」

「……半年先ぐらいでしょうか。」

自分で答えておきながら、これがほぼ事実であることに愕然としてしまった。

そりゃあ、全部埋まっているわけではないけれども、いつ埋まるかもわからないような状況にはあるのです。

恐い、恐い。

さて、本を読む時間もない今日このごろ。

しかし、支えはあるのです。

生徒と話すのは楽しい。

彼らの置かれている状況はそれぞれ違うけれども、どんなに落ち込んでいても悩んでいても、それはなんとかして前に進みたいという気持ちの表れだろうから、その姿はやっぱり素敵だなあと思います。

昨日は、午前中の校務後に昼食をとる時間もなくボランティアに行ったら、部員の子たちがそんなわたしを見かねて昼食を差し入れてくれたりとか、ボランティア部のOGが今もボランティア活動をしていたりとか、別の学校の生徒だったけどボランティア関係で関わりのあった人が小学校の先生になって参加していたりとか、そんな嬉しいことがたくさんあった。

在校生も卒業生も、そうやってやさしさを見せてくれたり、がんばっていたりする姿を見ると、とても元気が出てくる。

人間と人間の関係が作り出すパワーというのはすごいな。

ボランティアのあとには部の生徒たちとプリクラをとった。

若さももらっちまったぜぃ!

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伊豆旅行

5月3日、4日、きよみさんと伊豆に行ってまいりました。

沼津で東名をおりて、修禅寺へ。

修禅寺は、平安時代に空海が開き、鎌倉時代には第2代将軍足利頼家が幽閉され非業の死を遂げた場所でもあります。

なぜこの場所に行こうと思ったか自分でもわからなかったのだけど、歌舞伎の演目「修善寺物語」を観たことがあったので、それが頭に残っていたのだということに旅行中気がつきました。

「修善寺物語」はどんなお話かというと…

頼家に面を作るよう頼まれた夜叉王が、何度作ってもその面に死相が出てしまい、納得できず頼家に渡すことを渋っていたところ、頼家が怒り夜叉王を斬ろうとしたので、娘のかつらが面を頼家に渡します。

しかしその夜、頼家は北条側の人間に殺されてしまう。

面をつけて身代わりとなり頼家を助けようとしたかつらも、瀕死の状態で家にたどり着きます。

それを見た夜叉王は、自分の腕の確かさに満足し、死を前にした娘かつらの面を写しとる。

と、こんなお話です。

これは岡本綺堂の創作ですが、歴史とうまく結びついていておもしろい作品です。

さて、そんな修禅寺のそばに日枝神社があります。

この場所は修禅寺の鬼門にあたり、源範頼が幽閉されていたところでもあります。

境内には夫婦杉の大木があり、その迫力に圧倒されます。

それほど大きくはない神社で、観光客もほとんどいませんでしたが、とても良い場所でした。

竹林の小径をぶらぶらし、源頼家の墓、指月殿、おしゃぶり婆さんの石仏なども、山道を歩きながら見てまわりました。

そのあとはひたすら南下し、宿泊する南伊豆の「テラ・憩いの里」へ。

ログハウスに泊まり、夜は地元の魚料理を、朝は天然酵母で発酵させ石釜で焼いたパンをいただきました。

このパンがめちゃくちゃおいしかった!

2日目は西伊豆へ。

堂ヶ島では洞くつめぐりをしました。

わずか20分ですが、これがとてもおもしろかった。

自然が作り出した岸壁の模様や無数の洞窟の神秘的な様子には、久しぶりに胸が躍りました。

ホント、自然って不思議です。

続いて沼津へ。

沼津では市場に行きたかったのですが、大変な渋滞と混雑のため断念。

しかし、東名にのる前に「沼津ぐるめ街道の駅」に寄ったところ、ここがよかった。

立ち食いのすし屋さんがあって、ほぼあきらめていた生しらすや桜海老を食べることができました。

ウマイ! しかも格安!!

お土産も充実していて、いろんなものを買うことができました。

伊豆は歴史も文学も自然もあって、もっともっと知りたくなる場所でした。

そして、年月を重ねることのすごさを教えてくれる場所でもありました。

カッコいいぜ、伊豆!!

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「ムサシ」

作:井上ひさし、演出:蜷川幸雄、音楽:宮川彬良。

宮本武蔵:藤原竜也、佐々木小次郎:小栗旬、筆屋乙女:鈴木杏、沢庵宗彭:辻萬長、柳生宗矩:吉田鋼太郎、木屋まい:白石加代子、平心:大石継太。

巌流島の決闘というものものしい場面から始まるので、なんだか重苦しいお芝居なのだろうかと思いきや、おもいっきり笑わせてくれます。

五人六脚の場面や、まいの過去の告白の場面は、腹を抱えてしまうほど、思わず額に手をやってしまうほどです。

「そんなばかな」

ということが続き、「でもお芝居だからありなのかな」と思いながらみていると、やっぱり最初の自分の感想が正しかった、というなんだか二重構造的なおもしろさがありました。

そして、「そんなばかな」という状況にもかかわらずしっかり巻き込まれていく武蔵と小次郎の姿はとても滑稽でした。

その滑稽さは、剣の腕を競うことに躍起になることの無意味さにも通じる気がします。

客観的に物事を見るといろいろなことに気づけます。

新たな一歩を踏み出すことも。

さて、役者陣は蜷川さんの舞台ではお馴染みの人たちばかりで、安心してみることができました。

叩いたり叩かれたり、引っ張ったり引っ張られたり、体を張ったコミカルな演技もとても素敵でした。

贅沢な舞台でした。

おもしろかったです。

(5/5 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)

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背表紙

自分の可能性に気づかされた一ヵ月であった。

あまり気づきたくない可能性ではあったけれども……

まだまだ忙しくなれるのですよ。

いわゆる仕事上の作業をしていくということだけを考えれば、まだ空き容量はあるというわけです。

なんと恐ろしい。

そのうち仕事のし過ぎで鼻血が出るかもしれない。

そんなわたしの心のよりどころ。

昨日は仕事帰りに寄った本屋でなんだかとても癒された。

本屋で背表紙を眺めているのって気持ちいい。

いや、昨日は眺めてすらいなかった。

ずらっと並ぶ背表紙の前に立っているだけで、本の持つ豊かさみたいなものに包まれる気がして、まるで風呂にでも浸かったような緊張がほどけるような気持ちよさを感じていた。

しばらくそうやって充電して、帰路についた。

四月は確かに忙しかったのだけれど、後半は忙しい忙しいと言って自分にも暗示をかけて、自分を空っぽにしてしまっていた気がする。

しっかり考えて、自分の中身を満たして豊かに生きていたいものだ。

豊かな気持ちを持って仕事をする。

これ、五月の目標ってことで。

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