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思うツボ

今日は4コマある日で、授業とは別の頼まれごとがあるだろうこともわかっていて、放課後は会議が2つ入っていて、よって時間に余裕がなくて(時間に余裕のないことがわたしはとても苦手だ)、おまけに夢ばかり見て寝不足だったので、朝からなんとなく気分が晴れなかった。

その上、テレビの星占いで「しかめっ面をしていてもいいことないよ。笑顔でのりきって♪」みたいなことをかわいい声で言われたものだから、「余計なお世話じゃーー!」と一気にテンションが下がり、通勤途中の車の中でも何かわからないもの相手にぷんぷん怒ってしまった。

「こんなことで気持ちが揺らいでしまうなんて、わたしもまだまだだわ」

とにっこり笑ってみたけれど、

「これでは星占いの思うツボだ」

と思い、笑顔を引っ込めることにした。

わたしは天邪鬼なのである。

しかし、

よく考えてみると、結局どっちに転んでも星占いの思うツボなのかもしれない。

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『復讐プランナー』 あさのあつこ

いじめに対処するのは、簡単なことじゃない。

ものすごーく客観的に見ることができれば、実は、自分を追いつめるまでもないということがふとわかったりもするのだろうけど、今まさにひどいいじめを受けていて、それを客観的に見るなんていうことは、そう簡単なことではないだろう。

では、どうすればいいのか。

そのヒントが書かれている。

「復讐」ということばが出てくるからもっと陰鬱になるような話かと思っていたら、そうでもなくて、多くの小中学生に読んでほしい本だなと思った。

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『宇宙のみなしご』 森絵都

孤独であるという、そのこと自体は必ずしも悲しいことではないのかもしれない。

最後に与えられた答えに、やさしくなる勇気をもらった気がした。

子どもたちに読んでほしい小説。

感想は短いけど、お気に入りの一冊に入れたいと思うような小説でした。

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空回りについての考察

ここ2、3日、何をやっても空回りで、今までの人生でこうも見事に空回ったことがないので戸惑ってしまった。

確かに小さなミスはおかしているのだけれども、それが予想以上に1日の流れや精神状態に大きな影響を及ぼしたので、本当にまいってしまった。

たとえば、昨日は友達に会うために名古屋に行くことになっていて、しかし、予定していた電車に乗れなかった(遅刻したわけではないところが空回りである)。

2日前からの空回りを思うと、「今日中に名古屋に着くことはできないのではないか」とつい悲観的になり、泣きたくなってしまった。

しかし、数年ぶりに会う友達の顔を思い浮かべ、次の一歩を踏み出した。

別の駅まで車で行き、駐車場から駅の窓口まで全力疾走し、窓口で「もう、満席ですね」という駅員さんのことばに青ざめ、「デラックスシートならあいてますけど」という次の句にすがりつき、なんとか特急に乗った。

デラックスシートに座っても少しもリラックスできないわたしは、ここ数日の空回りに強い憤りを感じ、その正体を暴くべく「空回りについての考察」なるものを、レシートの裏に書くことにした。

そして、空回りの問題が人生において自分がどうあるべきかに深く関係していることを悟ったころ、名古屋に到着したのであった。

昨日1日久しぶりに会う友達との会話を楽しむことができたから、それで空回りのサイクルが終わってくれるといいなあ。

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『カツラ美容室別室』 山崎ナオコーラ

自分がいて、自分以外の人がいて、その人たちも自分と同じように生きていて、意志を持っていて、そんな人たちと関係を持っている自分がいる。

単純であるはずがない。

だけど、社会はそれを単純化しようとしていて、そこに自分を当てはめようとしては当てはまらないことに戸惑ったりするのだ。

たとえばそう、恋に似て否なるものは確かにあるのに、恋愛という枠に当てはめようとしてみたり。

他人に認められることで、自分という人間に価値を見出そうとしてみたり。

そんな単純ではないのだ。

それぞれが意志を持っている人と、それを含む世界は。

ただ、わたしたちは、複雑な互いを知りながらつながっていくだけ。

そのことについてはとてもシンプルだと思う。

というようなことを考えた小説。

主題は全然違うかも、だけどね。

ちょっと、今の自分にしっくりくる小説でした。

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